はじめまして。マサと申します。
大阪出身、「宇宙兄弟」と「ブルーハーツ」そして「深夜特急」が好きです。
約ニ年間引きこもりニートしていました。
自己嫌悪と後悔の日々でしたが、今は少しでも自分を好きになり人生を楽しく生きたいと前向きに思っています。
「なにもない自分に小さなイチを足していく」をモットーにゆるく発信していきます。
僕の経歴を簡単に時系列で、説明していこうと思います。
誇れるものではないけれど、ここから日々小さなイチを足していきたいと思います。
【仕事を辞める】自分の人生の責任から逃げてきたツケを支払う
僕は、底辺工業高校を卒業して就職し、約2年間働いていました。
でもその間ずっと、「本当にこれが自分のやりたいことなのか?」という問いに答えが出せず、ただ死んだ目で、毎日を流されるように過ごしていました。
この時までの、僕は自分の人生に積極的に関わっていませんでした。
自分の人生なのに、自分でハンドルを握っていませんでした。
自分の人生を生きている感覚がなかったんです。
学生生活、受験、就職活動など人生の選択の時に逃げて、自分の意思で選ばず、挑戦や努力を避け続けてきた、過去の行動のツケをここで一気に支払うことになります。
気が付けば心はすり減り、ある日突然、仕事に行けなくなっていました。
欠勤を繰り返し、ネカフェで寝泊まり。
「明日こそは出勤しよう」と夜に決心しても、朝になると動けない。
ついには退職することになりました。
会社の皆さんに申し訳ない気持ちと、自分の不甲斐なさによる自己嫌悪で本当に自分が嫌いでした。
その後、家族に合わせる顔もなく、友人の家にしばらく居候させてもらってから実家に戻りました。
【約二年間の引きこもりニート時代】
仕事を辞めて、約二年間もの間、部屋に引きこもりニートしていました。
時間はある。何か自分を変える行動をしようと思い、筋トレや英語などを始めてみました。
しかし、全部が三日坊主。何の続かない、何も変わらない。
同世代は新卒としてキャリアをスタートさせているのに、自分だけが止まっている感覚に、焦りや劣等感で押しつぶされそうでした。
毎日どうしようかと人生の方向性を求め、考えてみるけど、答えなんか出るはずない。
まるで海の真ん中を漂っているような感覚、どの方向へでも泳いでいけるのに、どこにも陸地は見えず、どっちに向かっていいかもわからないような感じでした。
部屋に引きこもるだけの生活は、自分が想像する以上にあっという間に時間が過ぎ去っていきます。
何かしないといけないと思っているのに、何をしていいのかわからない。
何かしなくてはいけないという感情だけが先走って、時間は驚異的な速度で過ぎ去っていくのに、自分は何も前に進んでいない感覚に焦燥感や自分への怒りが、毎日胸を締めつけました。
そんな日々を過ごしていたある日、考えているだけで状況が好転する訳がない。
行動しないと何も変わらないことに気がつく。
【アルバイトを始める】社会の最低辺から最低辺フリーターへ
「このままじゃ、絶対にダメだ!」と思い、アルバイトを始めてみる。
飲食店やガソリンスタンドなど、どれもろくに続かなった。
三度目のピザ屋のデリバリーだけは、今も続いている。
社会に参加しているという気持ちが少し芽生え、精神的にニート時代よりも少し安定した。社会の「最底辺ニート」から「最低辺フリーター」に昇格した。
【旅に出る】初めて、自分で人生のハンドルを握った瞬間
そんなある日、転機が訪れる。
沢木耕太郎の「深夜特急」という紀行文に出会い、
「自分も旅してみたい」と、心に小さな火種が灯ったんです。
そこから少しずつ行動を始め、アルバイトでお金を貯め、
約半年後に香港、タイ、マレーシア、インドへの約二か月間の旅を実現しました。
自分で決めて、自分の意志で行動して、自分の目で初めて世界を見ました。
それは、僕の人生で初めてハンドルを握った瞬間でした。
「行動」することによって、巻き起こる「風」を初めて身体全体で感じリアクションした瞬間でした。
旅を通して、自らのちっぽけさを再認識しました。
それと同時に、「自らで行動した実績」と「やってみたら、まぁなんとかなるやろ」いう謎の小さな自信が生まれました。
【現在】少しずつ、前へ
今でもフリーターなのは変わらないですが、筋トレ、読書、英語学習など、興味の沸くことを、少しずつ行動に起こして継続が出来るようになりました。
相変わらず、自分の不甲斐なさに打ちのめされる日々はあります。
でも、あの真っ暗だった時期と比べれば、確かに自らでハンドルを握り、少しずつ前に進んでいます。
あの時、あの頃の自分には、絶対に戻りたくありません。
【人生に悩んでいる人の味方になりたい】
自分のような元引きこもりニートだからこそ、伝えられることがある思います。
学歴もない。職歴もない。コネもない。
社会のレールから完全に脱線して、「もう人生終わった」と本気で思っていました。
まだ始まってもいないのに。
そんな自分でも、必死に足掻けば、少しずつ変わっていけるぞ!と伝えていきたいのです。
このブログでは、自分が人生で経験したこと、感じたことを赤裸々に発信していこうと思います。当ブログを通して一人でも多くの人に何か「行動するきっかけ」になってくれたらなと思っています。 今、かつての僕と同じように、
何も行動できずに、ベッドの上で天井を見つめているあなたへ。
今は苦しい時間の中にいるかもしれません。
しかし、行動しないと状況は変わりません。
遅れをとっても、何もしないよりいいです。
小さな一歩を踏み出す事が大事だと思うのです。
この世界には、まだまだ知らない面白いことがたくさんあるはずです。
一緒に、たくさんのことを見て、知って、感じていきましょう。
僕の言葉が、あなたの心に小さな火種を灯せたらとても嬉しいです。
そのために、僕は心に灯った小さな火を大きな炎に育て、あなたを少しでも照らせるように努力していきます。
最後に僕がなんども背中を押してもらっている、大好きな言葉を添えます。
「恐れずにしかし、気をつけて」 沢木 耕太郎
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